自動シュリンク包装機とは
自動シュリンク包装機は、お客様の大切な製品を保護する目的で、製品にシュリンクフィルムを被せ熱風トンネルを通過させることにより、熱収縮させる方式の自動包装機となります。
自動シュリンク包装機で利用されるシュリンクフィルムとは、熱で収縮させるフィルムのことを言います。
自動シュリンク包装機のメリット
自動シュリンク包装機には、以下のようなメリットがございます。
傷・汚れが防止できる
自動シュリンク包装機は、上から製品にフィルムをかぶせて包装するため、傷・汚れを防止することができます。
製品価値(光沢性)が上がる
プレスチックは平滑なため、光が反射したときに、ピカピカして見えるという特性があります。自動シュリンク包装機を用いて、プラスチックで製品を包装すると、光沢性が高くなるため、製品価値を上げることが可能となります。
バラバラのものを個装集積できる
自動シュリンク包装機は、フィルムを縮めて、製品を包装するので、プラスチックが収縮する段階で、内部のバラバラな製品が集積されます。
対象サイズに柔軟性がある(様々なサイズに対応可能)
自動シュリンク包装機は、フィルムを熱で収縮させて包装するため、様々なサイズのワークを包装することが可能です。
シュリンク包装機の種類
シュリンク包装機には、自動タイプと手動タイプがあります。
弊社では、その両方を取り扱っております。
自動タイプ(L型自動包装機・3方シール自動包装機・4方シール自動包装機・他)
いかに、自動タイプのそれぞれのシュリンク包装機の特徴と向いている製品についてご紹介いたします。
L型自動包装機の特徴
自動タイプの特徴①:L型(シール線)に仕上がる
自動タイプの特徴②:生産ラインに組み込みやすい(品種が多い)
L型自動包装機に向いている製品
①:大量生産品
②:スピードを要求される製品
シール自動包装機の特徴
①シール線がコの字型に仕上がる
②生産ラインに組み込みやすい(品種が多い)
シール自動包装機に向いている製品
①:小型~中型品(A5~A3サイズ)
②:中量生産品
4方自動シール包装機の特徴
①梱包スピードは遅いが、大きなワークを梱包できる
②シール線は全周に入る
4方自動シール包装機に向いている製品
①大きい製品サイズ(1m~2m)
②建設資材、ボード
手動タイプ(L型半自動包装機)
以下では、手動タイプのシュリンク包装機の特徴と、向いている製品についてご紹介します。
L型半自動包装機の特徴
①コストが安い
②シール線がL型
③サイズがコンパクト
L型半自動包装機に向いている製品
①少量生産の製品
②店舗、スポーツ用品店、食料品店、CDレンタル、中古販売店等でよく使用される
シュリンク包装機のメーカー
弊社は下記メーカー代理店となります。
・株式会社ハナガタ様
→製品ラインナップが多い
・株式会社ニッサンキコー様
→大きいワークサイズに強い
・サトルパック株式会社様
→半自動包装機に特化
・協和電機株式会社様
→工業系に強い
・日本包装機械株式会社様
→工業系に強い
シュリンク包装機が使用されるワーク
・食品(ヨーグルト・カップメン・ピザ・弁当・その他)
・飲料(飲料PETボトル・紙パックお酒・ミネラルウォーター・その他)
・生活用品(CD/DVD・化粧品容器・紙テッシュBOX・雑誌・その他)
・流通用品(通販用品・小型電化部品・小型家具・金属部品・その他)
シュリンク包装機 選定のポイント
シュリンク包装を検討する際に、考えるべきポイントは2つあります。
それは、
1.自動シュリンク包装機と熱風トンネルの選定
2.シュリンクフィルムの選定
の二つです。
自動シュリンク包装機(本体)& 熱風トンネル選定
大量生産品、スピードが求められる場合は、L型自動包装機を用いたり、
設置するスペースが限られている場合は、半自動梱包機を用いるなど、
製品の種類・大きさ・形状・生産スピード能力・設置スペースを考慮して
選定することが重要です。
シュリンクフィルム選定
突起がある製品の場合には、柔らかいフィルムを用いたり、
発泡スチロールなどの製品は2次発泡を防ぐため、低温フィルムを用いるなど
製品の種類(食品or非食品)・重量・大きさ・形状などを考慮して、シュリンクフィルムを選定する必要があります。
自動シュリンク包装機の導入なら当社にお任せください。
包装・梱包ライン自動化.comを運営するフカサワでは、様々な会社、仕様のシュリンクフィルム包装機の取り扱いがございます。
当社では、豊富な取り揃えと、これまで培ってきた包装ラインに関するノウハウを活かし、お客様に最適な素材(PET・PP・PE・その他)を提案させて頂きます。
また、お客様のお悩みやご要望に応じた、ラインの自動化をご提案いたします。
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