特殊3分割サーボモータ仕様ランダム封函ライン

対象ワーク	食品（段ボール）
生産能力	15ケース/分（ランダム時）
ワークサイズ	W:190㎜～310㎜×L:200㎜～400㎜×H:75㎜～200㎜（1㎏～20㎏）
業界	食品業界
導入機器1	名称 / 全自動ランダム型封函機
導入機器1	メーカー名・型式 / ストラパック株式会社/AS-6S型特殊仕様
導入機器2	名称 / 排出コンベア
導入機器2	メーカー名・型式 / ストラパック株式会社

対象ワーク	食品（段ボール）	ワークサイズ	W:190㎜～310㎜×L:200㎜～400㎜×H:75㎜～200㎜（1㎏～20㎏）
生産能力	15ケース/分（ランダム時）	業界	食品業界
導入機器1	名称 / 全自動ランダム型封函機
導入機器1	メーカー名・型式 / ストラパック株式会社/AS-6S型特殊仕様
導入機器2	名称 / 排出コンベア
導入機器2	メーカー名・型式 / ストラパック株式会社

包装・梱包ライン工程

全自動ランダム型封函機
排出側駆動コンベヤ
インクジェットプリンター

※赤色は自社導入範囲

お客様の課題

複数台の封函機を使用しているお客様より、封函機の段取り替えに時間を要し、生産性が低下しているため、改善できないかとご相談を頂きました。ヒアリング・現場確認をさせて頂いたところ、お客様には以下の課題がありました。

・従来機器の導入時より製品種類が増え、多品種小ロット生産が拡大しているため、当生産形態にある封函機を導入し生産性を向上させる

・生産品種変更の際に、段取り替えの時間を短縮し生産性を向上する。

・人手による封函機の調整でありヒューマンエラーが発生し、不良発生に伴う歩留まり低下の恐れがあったため、これを回避する

・高さ方向に柔軟に対応できる封函機を導入し、段ボール種別がさらに増えた際に、対応できるようにする

上記課題を解決できる、封函機・封函ラインの提案が必要でした。

提案内容

有効スペースが限られており、複数台の封函機の導入と複雑な封函ラインの構築が難しく、ランダム製函機を提案しました。多品種の段ボールが一個単位でランダムで流れてくるため、通常仕様のランダム封函機では対応ができず、搬送部を3分割しかつ、サーボモータをそれぞれに搭載し、搬送スピード等制御できるようにしました。

箱サイズが異なる段ボールに対応するため、予約登録しタッチパネル上で予約変更するのではなく、幅方向・高さ方向を近接センサーで検知できるようにし、対応しました。
また、従来機では段ボール高さ75mmまでの範囲が対象でしたが、100mmまで対応できるように高さ方向を特殊仕様にしています。